第396回 群馬大学アナログ集積回路研究会 (19/11/12) [終了]

イベント, 群馬大学アナログ集積回路研究会共催

  • 日時:2019年11月12日(火) 16:00 – 17:30
  • 会場:群馬大学理工学部(桐生キャンパス) 3号館509号室(E大教室)
    交通アクセス / 桐生キャンパス案内図
  • 講演題目 「真空管とその回路 ~人類が初めて手にした能動素子。何もかも初体験~」
    源代裕治 先生(ザインエレクトロニクス)
  • 参加費:無料
  • 本講演はお申し込み不要でございます。
    参加を希望される方は、当日会場へお越しください。


源代先生からのメッセージ:

技術は変化する。電気のように長い歴史がある分野でも、ずっと変化し続けてきた。現在の技術も完成したものではない。将来のことは分らないが、過去の技術を振り返って現在の視点から眺めてみると、未来を照らす知恵ともなろう。以て、偉大な先人たちの苦闘を偲び、困難な問題に立ち向かう勇気となさん。私の担当分5回分の講義では、このような趣旨で、回路の歴史を現在に繋がる視点から散策しようと思う。良く知っていると思っていることも違う方向から眺めると、きっと楽しい発見がある(といいな)。

各回の大まかなテーマを記す。回路を鑑賞するのに必要な回路理論は、授業ではめったに学ばないので、その素養をざっくりと養ってから、概ね時代順に、能動素子に応じて工夫された回路を味わって行こうと思う。回路方程式は殆ど使わない。式を使って分かることも重要だが、式がない方が良く分かることも多いのである。その代わりにシミュレーションなど当時は使えなかったツールも、使えるものは躊躇なく使う。

* * * * *

私の講義の第3回は、真空管とそれを用いる回路を見て行きます。

能動素子が真空管、バイポーラトランジスタ、CMOSトランジスタと変遷した経験を積むことで、能動素子の本質は(増幅作用という効能よりも)トランスインピーダンス機能であることが明確になって来ました。おそらく真空管時代には限られた人たちにしか認識されていなかった真実だろうと思います。今の時代に真空管回路を学ぶ意義は、その真実を誰もが当たり前と納得できるようにする所にあると思うのです。

色々な方向から回路を眺めますが、シミュレーションにはLTspiceを用います。難しい回路は扱いませんが、現役の設計者が四苦八苦している問題も、それらと大して変わらないことも紹介できたらと考えています。

群馬大学アナログ集積回路研究会web


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