会長挨拶

応用科学学会のホームページへようこそ。

2022年の総会後に4代目会長に就任いたしました。長年、3代目会長藤井信生教授の下で監事として学会運営に係わってきました経験を活かして行きたいと思っております。

応用科学学会は、他の多くの学会がそうであるように、核となる学問領域があって、学会会員がその学問領域を中心とした分野の新たな知識の獲得と自らの研究成果の発信を主として目指している学会とは違い、学会会員が自分の専門領域を含む様々な学問領域について新たな興味を見つけることを主たる目的としている学会です。

そこで、この学会の特徴・目標を一言で表すキャッチコピーを歴代の会長は掲げています。

・ 初代会長の高橋清教授は「自然、そこに発想の原点がある」
・ 2代目会長の北森俊行教授は「現場、そこに発想の原点がある」
・ 3代目会長の藤井信生教授は「人の輪、その中に新しい発見がある」

このパターンを引き継いで、4代目会長である私は「興味、そこに自分の未来がある」としたいと思っています。

先ほども触れましたが、応用科学学会は主たる学問領域がありません。また、学会論文誌などで学会会員の研究成果を発表するという制度も設けていません。この学会は、学会会員が新たな興味を見つける場、「興味のオアシス」でありたいと思っています。この学会という「オアシス」に行けば、興味という「貴重な水」に出会える。この学会に参加したことから学会会員の明るい未来が拓ける、そのような学会を目指します。

学会会員の興味の方向は、各会員を取り巻く環境によって様々あり、また、時間が経つと変わってきます。応用科学学会会長としては、会員のみなさんのお力をお借りして、学会会員のみなさまが今まさに興味あるテーマについて情報交換が出来る場、「興味のオアシス」を数多く設けたいと思っております。

今後とも応用科学学会をよろしくお願いいたします。

応用科学学会会長 水井 潔


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